法華経の一節に「衆生所遊楽」という言葉があります。
この世界は衆生(我々)が遊楽する所という意味です。
これは人が何のために生まれてくるのかと言うことを一言で表しています。
人は何のためにこの世に生まれてくるのか。
それは遊楽するためである。
遊楽とはただ遊び惚けるという意味ではありません。
自分の人生の目的を見つけ、自分のために、そして他人のために、自分のやりたいことを精一杯やりきっていくということです。
自分の人生の目的のためならば、自分のやりたいことのためならば、辛いことも楽しい、努力も楽しい、いや、努力とすら思わないくらい打ち込んでも楽しい事、そういったことを見つけてやり切っていくことが人生の目的です。
やりたくないことをやっている時間はありません。
もちろん生きていくためにはやりたくないことをやらないといけない場合もあります。
しかし常に、それは自分がやるべきことなのか、自分のやりたいことは何なのか、それを自問していくべきです。
少しでもやりたくないことをやる時間を減らし、やりたいことをやる時間を増やすべきです。
人生は短いです。
早く自分のやりたいことを見つけ、やりたいことだけをやれる人生を構築していく、それが幸せになる方法です。